ZEN呼吸法とは?


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“肩コリナシ”“頭痛ナシ”“便秘ナシ”“冷えナシ” “ネガティブナシ”etc.そして何より自分が「元気です!」と胸を張って言える幸せ、自然がくれるエネルギーや周囲に感謝出来る心。
あぁ、まさかこんな日が自分にやってくるなんて…

私がやっと手に入れた「元気な身体と心」~どうやってここに辿り着いたか、そのストーリーをご紹介します。
「ZEN呼吸法」を知って頂き、一人でも多くの健康と元気、笑顔と感謝が増えますよう願いを込めて…

「この不良品め~っ!!」カラダのSOSに気づく「前」

突然の激しい頭痛に襲われたのは高二の夏。
日常生活を普通に送ることが困難なほどの激痛!原因は、それまでバスケ部に所属し生徒会役員を務めるなど元気でアグレッシブに青春を謳歌していた私には全く思い当たりませんでした。
その後原因究明のため様々な病院に通いましたが、いつも「異常無し」「データは何ともない」と伝えられました。こんなに痛くてツライのに異常無しって…

大学受験を目前に控えたその時期、原因不明のままハンマーで殴られるようなガンガン頭痛、脈拍と同時に打つようなズキズキ頭痛、大男に両手でしめつけられるようなギューギュー頭痛、ぐるぐる回り立っていることさえままならない頭痛や目まい、微熱、頭が熱く重く、逆に手先足先は氷水につけたように冷たく…それらが疲労感やだるさを伴い毎日ありました。
肩や首もバキバキで高校時代から鍼灸に通ってその場を凌いでいました。青春ゼロ…

今考えると、緊張型頭痛と片頭痛の混合型? 頭痛外来などない時代でした。幼い頃から曲がったことは大嫌いの性格。真面目で品行方正、緊張しい。
親や先生に褒められたい一心で毎日頑張っていたのですが、頑張りすぎて力みすぎ=過緊張だったんでしょうね。
あの時は自分の将来をほとんど諦めていました。「なんで私だけ…」毎日痛い頭をゴンゴン拳骨で叩き壁にぶつけ、「この不良品め~っ!!」と一人で何度泣いたでしょうか。

身体にとって「善い」ことは心にとっても「善い」!
呼吸法とイメージで身心を一つに繋げる

しかし、原因不明と言われた数々の不調は、今現在何一つありません。
私の体は全く不良品ではなく、むしろ素晴らしすぎる良品だったのです!
人は自然物、自然の設計で神秘的にできています。
206個の骨も、繋げると日本列島の2倍以上の長さになる血管も、肺や心臓・肝臓などの内臓さんも、人間が造ったものではありません。
絶妙な自然界の不思議なバランスや設計の元につくられ、無意識の内に常時活動してくれています。

ですから、自分の体を理解し、正しく善く使っている時はよいのですが、自然の設計を無視して悪しき使い方、生活をすると、ちゃんとその代償を受けます。それが不調や病です。

体を善く理解し使う人は、自ずと善く、穏やかで楽に息ることができ、体を理解せず悪く使う人は、自ずと悪く、イライラした、硬く息苦しい生き方となるのです。

自分コントロール術の秘密は禅にあり!
茶道も華道も禅の修行だった呼吸法とイメージで身心を一つに繋げる

知人に呼吸法を知るきかっけを頂いて以来、様々な本を読み漁り研究を開始しました。
実践する内に私は腹圧を重んじ呼吸をすることが大切だと気付き、独自に更に勉強を進めました。
そして、その源を見つけたのです。
江戸時代の健康本ベストセラーとも言われる「夜船閑話(やせんかんな)」は、江戸時代臨済宗中興の祖、白隠禅師が著した「呼吸法+丹田や体内をイメージする健康法」で、これまで様々なデキル先人が研究鍛錬し、今日まで受け継がれているものです。
白隠禅師は20代で生死をさまよう不調になりながら84歳(江戸中期!)まで元気に長生きされ、禅の修行、坐禅にも呼吸法が取り入れられていることも知りました。

禅には「三調」というものがあります。
「調身・調息・調心」~まず身体(姿勢)を調える、次に呼吸を調える、そうすると自ずと心が調う、というものです。
悟りの境地を目指す禅僧たちは当たり前のように呼吸で心身を調えていたのです。
つまり、知っている人はずっとやってきたのです…

インドのヨガ、中国の太極拳、タイのルーシーダットン、ドイツのピラティス、逆輸入のマインドフルネスなど、日本でもメジャーになってきたこれらの健康法も、まずは呼吸を重んじます。
呼吸のパワーに皆気づいているのです。
「ZEN呼吸法」は白隠禅師の呼吸とイメージ法を科学的エビデンスと共に現代風に紹介し、更に15年に及ぶ不調から元気いっぱいの健康人になった椎名由紀自身の経験に基づきメソッド化したものです。

2010年11月発売の「呼吸美メソッド」双葉社には、分かりやすくイラストや漫画を入れ、付属のレッスンCDでどなたでもどこでも一人で出来るようにまとめました。
2012年8月発売の「呼吸ひとつで『怒り』『イライラ』がすっと消える本」はZEN呼吸法に入る前に、より簡単に行えるようメンタルを調えることを中心に書きました。
その後も「心がすっと軽くなる、魔法のZEN呼吸法」(文庫本) 宝島社、「若返り美人呼吸~がんばらないZEN呼吸法で別人のように若返る!」KKベストセラーズ、「『呼吸法』でガンは流せる。」(DVD付) KKロングセラーズとこれまで5冊出版しています。
呼吸法は日々どんどん上達していく鍛錬法ですから、私もまだまだこれから。
70歳くらいでかなりの達人になれるかなと期待しています。
年齢を重ねることが楽しみです!子どもたちには人の体がかけがえのない神秘であることを、働き盛りには疲れた体の声を聞き自分でコントロール出来ることを、両親世代以降には寝たきりにならないで元気に歳を重ねる術を、ZEN呼吸法でお伝えしていきます。

自然界の一部である人間は自然の中で本領発揮!
「食」や「農」を考え感謝する日々を手に入れた

心身は一体です。
どちらかだけが元気、ということはあり得ません。
呼吸を調え身体と心を繋ぎ、自律神経や自然治癒力がバッチリ働いてくれる、そんな元気で免疫力の高い体に戻してあげましょう。
あなたの体は本来自然の神秘のつまった素晴らしい体です。
毎朝の「ZEN呼吸法」できちんと変わっていきます。
サボるとテキメンに不調に戻ります(笑)。

私は健康を手にしてから食べるものも変わりました。
私たちは呼吸で得た酸素と動植物の生命(食べ物)で出来ています。
つまり、鼻と口から取り入れた自分のヒフの外にあるもので出来ているのです。

それに気づき、まずは呼吸を調え、次は「食」を考えてより健康な心身を手にしていきましょう。
「食」を考えたら野菜や果物を生産して下さる「農」についても関心が湧きます。
私たちは自然物ですから自然なものを摂取してあげましょう。
数100種類に及ぶと言われる添加物、農薬や化学肥料といった人工物(=非自然なもの)を摂取すれば、なんとなく不調な心と身体が出来てしまいそうな気がします。
私は呼吸法を始めてから毎年、無農薬・無化学肥料の田んぼに出来るだけ通い、遂に田んぼ9年目となる2016年春、念願のMy田んぼで米作りを始めました(ZEN呼吸法自然塾、長野県上田市)。
都会で毎日そのお米を心からありがたくモリモリ頂いています。
TVを消して体に意識を向け、感謝して食べる、これも健康な毎日の秘訣だなぁとしみじみ思います。
「ZEN呼吸法」のおかげで代謝が上がり、夜に三膳食べても私の身体はもう太りませんしね。

そして、疲れたら自然に帰りましょう。
コンクリートの中にいるだけで、自然物である私たちはストレスなのです。
日本には沢山の森林、山、海、川、といった自然があります。四季もあります。
自然の中にいるだけで人間はほぐれリラックスし、呼吸数も減っていくのです。
深くゆっくりした呼吸をしていくことが肝要です。
私は声を大にして言います!忙しい毎日で疲れている方、自信がなくなっている方…「あなたは元来素晴らしいんです、もし今不調があっても本来は相当ファンタスティック!!」母胎の中で始め魚?鳥?みたいだったあなたが、今そのような肉体に変化しているなんて、考えればその神秘と不思議が実際に見えているはずなのです。
自然物であり動物である自分を忘れずに、深い呼吸で心身を調えていきましょう。

一人でも多くの人が心身共に元気になれば、鳥の声、風の歌を聞き、太陽や自然、周りに感謝し、お疲れ気味の日本が元気を取り戻し、笑顔の溢れる世の中に戻れると信じて止みません。
だって、あの不調とネガティブの塊だった私が、こんなに元気なポジティブ人になって、日々ドンドンパワーアップしているのですから(笑)。

椎名 由紀